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2007年7月の記事

2007年7月10日 (火)

道楽

Nisif

この数年、考えていたのは休日にふらり知らない土地に行って、その町や風景に自分がどれだけ興味をもてたか、あるいは気にいらなかったか、そしてその場所で自分がどれだけ楽しんだのか、もしくはくだらなかったのかを写真に残そうということだった。昔からカメラやレンズの質にあまり凝るほうではなく、「写真はカメラの質じゃなくて腕だ」などと吹いていたが、今ではNikonのカメラの性能に驚くばかりである。


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迷路のような石道を時間をかけ何度も往き来したあと、また同じ場所に立ち寄ったことを確信しながら、タイムスリップしたこの不可思議な町並みを後にした。 
(金澤 長町武家屋敷跡)

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カメラというものは不思議なオブジェクトだ。500分の1秒でシャッターを切ってレンズを通し映像がフィルムに焼き付けられる。それだけの事だが人間の一生の中で次から次へと止まることなく流れて行く時間をカメラは、完璧に人生の500分の1秒(一瞬)を切り取って写真という形に残してしまう。これは不思議な事だと思う。肩からカメラを提げていると時を封じ込める魔法の小箱を持ち運んでいるような気がする。

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―金澤―


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