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2011年11月の記事

2011年11月22日 (火)

妙齢 

二つの鈴の音が徐々に激しくなる。あたりを駆け廻っているのが目を開けなくとも様子は分かる。次に何をするのかも見当がつくようにまでなった。毎度のことなのだから―。

11月15日(火)曇り時々雨 気温12度
夜はオマケ軍団と同じ頃に寝床につくが、遅くても朝の6時半前にもなると二匹分の肉球が顔を踏んでいかれる。とにかく寝ている主人を起こすことから彼らの一日は始まるのだが、もう少し違った芸にしてもらいたいものだ。春先頃までは健気に顔を舐めたり、頭を肉球でつついて合図する程度だったものの、そのプニプニ感が返って心地よく、ついつい二度寝してしまうことが何度かあった。それから方法がいくどか変えられ今に至るわけである。

―午前―
今年の寒気は思うより早くやって来そうで、まだ冬に間があるというのに庭師の姿があちらこちらで見受けられる。隣家の広い庭も今日中には雪囲いが終わりそうだ。頃合いをみて我が家も冬支度をしなくてはならないが、庭木より母屋の方がどうみても心配だろうと眺めるばかり、不意に冬将軍のことを心配するようにもなれば、いよいよ年暮れかと一年を振り返ったりするのもなんら不思議ではない。にわかに芽生えたかと思えてた「芸術の秋」は今年も単に酔ったオヤジの妄想でしかなかったかのように過ぎ去っていく気配である。

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―午後―
昨夜、晩酌をしながらテレビをつけてみると、妖怪人間ふしゃふしゃやらがはいっていた。このごろ懐かしいアニメの実写化が流行っているようだが、あまりこの手は観ていない。それなりにちゃんと見られる作品だったのはたしか‥。

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―晩酌中―
一年を通して四季の流れが早く感じたりするのとは異なり、オマケ軍団と過ごした時間だけがとても長く感じてしまうのも可笑しなところである。そういえば去年の今日は「はなこ」の影がまだ無かったのかと思うと、時の感覚にますます不思議を覚える。この寒い時期に捨てられたのも彼女の運命、その経緯があって我が家の申し子になったのも運命だと思う。オマケ軍団は実の子のように思っている。『子のように』と言っても、子を育てたことのない男はそれ以上のことを語る権限もない。ただ、どこぞの本から得た言葉を借りれば、「自分への遠いところからの賜りもの」、そんな気分である。

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「はなこ」
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―23.8.18撮影― 眠くなると赤子のような顔になる

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―23.11.03撮影― 刺激が強い画像のため一部モザイク処理

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11月21日(月) 雨 気温8度 

とうとう冬がやって来たかと思わせるほどの寒い午前となる。見返りを求める名犬スパイクは朝から散歩の要求が絶えない。年々図々しさに磨きがかかってきている感じで、寒いというのに散歩要求にピリオドなどない。こうしている間も、作りあげた可愛げな仕草のなか計算された毒々しさを横合いから見え隠れさせている。6歳とも成れば犬もオバ半なのだろう。実に見事なものである。

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午後にでも庭師に成り済まし庭木の手入れでもしようかと思っているが、こんな昼行灯な性格では、おおよそ今日中にやろうと思うことが明日になってしまい、明日にしようと思った瞬間に当てがなくなるのである。歳を取るということは理屈をこくことが上手くなるようで、ものごとの後先にちゃんと言い訳をつけるようになったのが素晴らしく都合いい。

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2011年11月 5日 (土)

景観

10月29日(土) 晴れ 気温21度

秋風薫る晴れた日は縁側のガラス戸を開け放って、ついでに座敷の障子も押しひろげ畳の上にでんと寝そべっていたいものだが、我が家の塀など簡単に飛び越えそうな「はなちゃんジャンプ」を見せつけられては落ち落ち寝てはいられない。そうでなくとも何にでも興味をいだく年頃の「はなこ」なんて、やたら危なげな行動ばかりする。いっそ主人を見習って酔いつぶれてくれていた方が安心なのだが、酔えば酔ったで酒グセが悪そうな気もする猫である。

Hanakosann

紅葉の秋といっても我が家の中庭にオマケ軍団の姿がなかったとすれば、肌寒い季節が近づいたとしか感じれない狭いただの庭でしかなかった気がする。この空間で遊び呆ける彼らの素振りは我が家の小さな劇場だと言ってみてもおかしくない。今日も「はなこ」と紋次郞の珍劇場が無料で見られたことへ感謝する。

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10月31日(月) 晴れのち曇り 気温22度

たいがい夢中になったことがあっても初めの情熱が冷めると面倒な後に臭みが付いてしまう。情熱があるうちは勢いもよく楽しいものだが、いったん冷めてみると面倒くさいと裏返る。持続力が無いとかではなく飽きが早い男なのではなかろうかと善意に解釈しながら酒をあおり自尊心を保っている。ただ趣味として永く続けていきたいモノ作りにまで手をつけなくなっていることへ、これでは「あかん」と思いつつ、明日から開かれる創作人形展のホームページに目が止まり、大阪まで出掛けようかと迷う次第。もちろん日帰りが前提である。

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オマケ軍団と生活して長旅などあったものでなく、正確にいえばボロ家に住みついてから遠出などしていない。朝一番の電車に乗り午前には目的の心斎橋へ到着する予定、午後7時には帰宅するつもりでいる。留守中はもっとも信頼できる知人の中年太りがオマケ軍団の世話をしてくれるという有り難い返事を貰い受け、たぶん安心してもいいだろうという半信半疑なる不安定な気分で前夜を過ごしている。

本音からすれば鶴橋あたりで一杯ひっかけてから帰りたいものだが‥、そうもなるまい。
はたして空き巣の番も出来ないオマケ軍団と、今月初めに狭心症にて心臓カテーテルを終えたばかりの知人に留守を任せて優雅な旅が出来るだろうか‥

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11月2日(水) 晴れ 気温26.2度

留守中の北陸の気温は20.5度、大阪は25.5度と半袖シャツ一枚でも十分な暑さだった。予定通りの時刻には帰宅し留守中の無事を確認すると、ようやく気分が晴れたように思えた。遠出までして食ったモノといえば立ち食いソバとたこ焼きだけ、普段の食事の方がちょっとだけマシな気もする。必要以上の人混みと展示会での刺激や収穫はそれなりにあったが、オマケ軍団を残していったことへの刺激の方が強く感じていたのが本音である。

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11月4日(金) 晴れ 気温22度

いつの間にか日脚がめっきり短くなり、あっという間に夕暮れになってしまう。さいわい晴天が続いているので日中折を見てはその辺をふらふら犬と歩いたりしているが、気を引くような出来事もなければそのような気配もない。犬と歩けば棒に当たるという話しも「うさん臭い」もので、当たるとすればクサイクの用足し後の始末袋ぐらいなものでしかない。

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散歩からの帰宅へのコースに差し掛かれば、毎回つまらなそうな表情に変化するスパイクとは打って変わり、紋次郞と「はなこ」は玄関を開けるなり大はしゃぎする様子が見られる。スパイクは水飲み場へ直行するも紋次郞と「はなこ」は階段やら廊下やらをドタドタ走り回って喜び勇むのがお決まりとなっている。時折、勢いづいてケンカになる二匹ネコではあるが勝敗といえば、これまた「はなこ」に軍配が上がる始末で、男ならではの女々しさというものを秘めながら、気がつけば昼寝の時間となるのも日々の日課。

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