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2011年12月の記事

2011年12月31日 (土)

他出/絆 

12月23日(金)曇りのち粉雪散る 気温2.5 最低気温0.5

冷たい風が頬を撫でる寒さはなにも外気ばかりではなく、木造二階建てボロ家内も似たところである。これからの寒い季節、暖房にもなる犬猫、そしてモモヒキは欠かせない。先日から雪が散らつく前に年末の買い出しを済ませたいと思っていたが、なかなか重い腰は上がらず軽いサイフは開かずラチがあかない。今日になり散らつきだした雪を見てやっとのことで出掛ける準備をし始めるが、やわやわとしているうちに昼も遠にすぎてしまった。さて、出掛けようかと立ち上がれば表情も変えずそそくさと紋次郞に知らせに行く「はなこ」をよそ目に、それが彼女の役割だったのかと今さら思い知る。

ごくごく普通に見送りしてくれるようなら気も楽だが、出掛けに「すぐ帰ってくる‥」、そう語ってみても、濁りのない瞳でひたと見つめてくる三匹である。語らずして目でものを言う寂しげな表情というのもいかがなものか。遊び好きなオトコを家屋に封じ込めるには見事すぎる攻防のようで、忘年会の誘いもすでに4件ほど断りを入れている。これもまた難儀なものである。ドラマ家政婦のミタのように『かしこまりました』とひとつ返事をしてくれれば、ちょいと飲み屋にも立ち寄れるというものだが‥。

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―午後3時―
出掛けに玄関の鍵を閉め外に出れば粗末なスクリーンのように玄関先の長細い曇りガラスから三匹の像がぼんやりと映し出された。トイレに入っても風呂に入っても出てくるまでじっとドアの前でうずくまって待っているのが紋次郞という長男である。きっと外出している間もそうなのだろうと思うと、後ろ髪を引かれるような思いになる。日が経つにつれ深まる一方の蜜月に、いつか来るペットロスが心配でならない。

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12月24日(土) 曇りのち綿雪 気温6 最低気温-1,7

空には灰色の分厚い雲が垂れ込めている。昼間だけあって電気をつけるほど暗すぎるわけではないが、本を読むのに適した明るさとは言い難い。このごろ老眼が入ったようで部屋がちょっと薄暗いと文字が読みづらい。子供の頃から視力が良かったので字がぼやけるという感覚を理解しきれなかった。メガネには縁もなく使ったとすればレイバンのサングラス、もしくはせいぜい色メガネで人を見るぐらいのことだったろうか。
いよいよ年の瀬もおしつまり世間ではクリスマス一色ではあるが、我が家はスパイクの記念日として祝いをあげながら酔い崩れる日となっている。
平成20年12月24日(水)晴れのち曇、あの日から3年が経ったと言うことは、楽しくも辛くもあった散歩をそれだけこなしたと言い換えも出来るわけだが、これから訪れる厳しい冬道のことを想像すると逃げたくもなる。

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―PM3:45―
夕方より風呂に入る。浴槽からの音に反応し紋次郞がヒョコヒョコとやってきた。風呂場の引き戸がわずかに開いていればいつかしら隙間を抜け湯船に引いてある風呂蓋の上に乗っかってくる。湯船に腰をおろし脚を伸ばし、ちょうど目の高さに紋次郞が見渡せるよう湯に浸かる。湯船の半分にフタをひいたままにしているのは紋次郞が座れるようにとの工作である。子供の頃からカラスの行水で名を上げていたオトコが、こうして長風呂を楽しめるようになったのも紋次郞という番台が訪れたからだろう。

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(去年の夏の写真:我が家に来て、ひと月が経った頃だったろう)

12月31日(土) 快晴 

―PM6:45―
今年も残すところと残った金もあとわずか、正月ぐらいは豪勢にと思ったのがあやまちで、後先も考えず買いあさってしまったようで懐がやけに涼しい。まあ新たな年を迎えるにあたってケチケチすることも無いのでクヨクヨだけしている。今年最後の時間も無事にオマケ軍団と過ごせたことを思えば嬉しいかぎりである。今夜は盛大にオマケ軍団と忘年会、何だかんだと色々あったような無かったようなしっくりもしない年ではあったが、家族全員が健康で居られたということは幸福だということだろう。手打ちそばならぬ手抜きそばの用意も出来た。あとは湯を注ぐだけである。それでは‥。


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ブログネタ: お酒は家飲み派? 外飲み派?参加数

2011年12月11日 (日)

洒脱

12月7日(水) 曇りのち雨 気温7度前後


時計を見ると、あと数分で今日も終わろうとしている。めずらしく酒を抜いたからなのだろう、久しぶりに遅くまで起きている。起きているのはいいが、これだと朝まで眠れない気がするので、キッチンへと出向き寝酒にと人肌つけてきたところである。師走の真夜中、静かな部屋でコタツにつかりながら、ぬる燗をちびりちびりと呑む中年の姿を想像すると、いかにも寂しい絵柄が浮かぶものだが、そうでもなく案外気楽で心地いい。ほんの数年前まで当たり前のように朝まで呑んでいたことを思いだしながら、今の生活感が性に合っているのかと、なまじ自身を疑ってみたりする。この頃、自分の本音と本性がどうなのかワケワカメな時があるのも本当のところ‥。そう頭の中で思い違いをしているうちに、どうやら日付も変わったようである。

―12月8日(木) 真夜中のほろ酔い、雨音だけが聞こえている。
ふと、コタツの中の空気が動いたかと思えば、ふくらはぎに温かなうぶ毛がこすりつけられた。毛ざわりからして「はなこ」だとすぐに分かる。猫と暮らしてから二度目の冬を迎えようとしていることを考えれば、やはり今の生活感が幸せなのだと思い返す。その毛の暖かさと柔らかさ、丸さといい、すっかり猫に愛着を抱いてしまったようだ。12月8日は「はなこ」が我が家に来た日にちにあたる。初対面だというのに、怖がらず、人見知りもせず、しかもひとことの礼も述べなかったというのに、きちんと両手を揃える挨拶だけは心得ていたようだ。小さくて鳴こうと一生懸命になっても声すら出なかった。そんな未熟児な仔猫が、なんと立派なものになったのだろうかと思うと急に胸が熱くなり、もう一杯だけ呑もうかと迷いだしている。

221210_1hanako

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去年12月の日記(クリック)


今、写真を見返してみると、やっぱりデブに成ってしまっているのがはっきりと理解できた。紋次郞も小さかったが、「はなこ」はそれよりまだ小さく、骨に毛が生えているようにも見える激やせぶりで何より目やにとネコ風邪がひどく、しばらく目も離せないほど心配させてくれた捨て猫だった。初めてエサを与えた時のことをはっきりと記憶しているが、あれは本当に酷い食い方でたまげたものだった。野生というより野獣のようで、その必死に食いつく表情にスパイクと紋次郞が腰を引いた様子が伺えれた。気を利かせたのかどうなのかは分からない、紋次郞はその時、エサをほとんど食べず残したものである。なかなか男らしいオカマだと今さらながら思えてならない。ただ、残したエサをすかさず食ったのはスパイクだと紋次郞は今も知らないわけだ。

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それらの思いからオマケ軍団には食うことだけには満足させているつもりでいる。それが彼らをデブセンに変えたのかと思えば、後悔先に立たずだとしか言えない。 
種々の出来事を含んだ季節の移ろいとオマケ軍団は切り離せないものである。古屋の気配がひといきに生まれ変わったのも彼らの存在あってに違いない。12月に「はなこ」を迎え入れ一年が経った。毎日が平凡だと思いながらも、いろいろな出来事があった気もする。家の火事騒動、日帰り旅行、決して遠くに出掛けたり新たなことが出来たわけではなかったが、いつもオマケ軍団が中心に思えた年だった。この小さな家族との暮らしは、だんだん当たり前に成ってきているようでもあるが、失うべきでない大切なものだということを忘れてはならないと思うばかりである。
‥完全に酔っている。そろそろ寝ようかと思っていたが、今しがた紋次郞が膝上に座り込んできた。もう少し呑んでいようか‥。

12月9日(金)雨のち晴れ、朝方、初雪となる。最高気温6.9 最低気温1.4

Omake


今年こそと意気込んでみた日記もふたを開ければ間が空くばかり、せいぜい昨夜のように酔いながら、つまらぬことを書くことしか出来ないように思える。布団の中で凍える寒さを感じていたかと思えば、今朝、初雪が降っていたようである。瞬時、スパイクと目が合うもすぐにそらしてみる。しかし、時すでに遅しと言わんばかりの火花散る散歩光線をまともに受けた朝を迎えてしまった。

今年の夏に新たに買ったこのノートパソコンも、日中は「はなこ」の座布団がわりになっているような状態で、パソコンひとつ開くにしても気苦労している。いない合間を見計らいこうしてキーボードを打っているわけだが、十中八九、そろそろ猫じゃらしを銜えやってくることだろう。女の感とでも言うべきか、「はなこ」のアンテナはずば抜けて鋭いのである。


日記とかと言っているが考えてみれば日記ほど相性の悪いものはなかった気がする。小学校の頃、夏休みの宿題で日記を書くことになっていたが、書かなくてはと考えれば考えるほど文が浮かばないものだった。日付と天気、あとは何時に起きたということぐらいなものである。ただでさえ国語力が無いというのに書きたいようなことも無かった。案外、日記というものは本当に嫌なことや恥ずかしいことは書けないのかもしれない。不向きではあるが、こうして間が空きながらも書いている今を思えば、これもまたオマケ軍団に楽しさと書く素材を貰っているからなのだろうか。はずかしくも、そう言葉として残しておきたいのである。「ありがとう」

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平成22年12月09日 (紋と「はな」の初の争い

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本来、この日が誕生日ではないにしろ、我が家に来た「はなこ」にとって記念すべき誕生日にあたる。ただ毎回ながら思うに、ケーキにつけるネーミングを注文するのが、、、はずかしい‥。



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