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2012年1月の記事

2012年1月10日 (火)

いぶし銀

平成24年 元旦(日) 曇り 最高気温8.9 最低気温0.1

深夜零時を過ぎれば目の前に走る環状線も静かなもので何の気配も感じられない。数分前に除夜の鐘も鳴り終わりオマケ軍団はコタツから小さな頭だけを出し、やんわりくつろいでいる。めでたい日ではあるが昨日と見分けがつかないくらいよく似た感覚に、いまひとつ正月という実感がわいてこない。大人になるにつれ物事への新鮮味がなくなったというのもあるが、便利な世の中になるにしたがい情緒がなくなっているような気がする。昨日と違うのは年が変わったことと新聞がやけに分厚いというぐらいなものだろうか。そういえば「はなこ」も分厚くなってきている。女子というのは年を追うごとにそうなっていくものと聞いたことがあるが間違いなさそうでもある。


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新年を迎え笑みを浮かべながら届いた年賀状を読んだのもつかの間、光熱費が2万円を超えている請求書を目にし絶句する。初夢はまだ見ていないものの、先に悪夢を見たような初朝の雑煮はやけにしょっぱく感じた。コタツの中ではスパイクと「はなこ」が女子らしからぬ無防備な格好で爆睡、隣部屋のホットカーペットの上では道楽者のように大の字で紋次郞が寝そべっている。今年の抱負は『無駄をはぶいて切り詰める』、ちょっと可哀相な気もするが寝床場所は電源を落とさせていただく。出来る限り自家発電よろしく。電気代節約のため早めに祝い酒を呑んで寝るつもりでいる。無駄酒は止め昼過ぎよりヤケ酒に切り替えようとしている代表取乱れ役の決意でもある。

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1月9日(月)晴れのち曇り 最高気温6.6 最低気温0.3

家の裏にささやかだが日当たりのいい小庭があり、夜になればそこから月が見える。今日は満月のはずだが空が曇って月影は見えようとしない。ここに越して4度目の冬を迎え、ようやく安堵する家になってきたような感じがする。ここは古い建物なので立て付けが悪い。ギィッときしむドアもあれば全開にならない引き戸もある。気が向いた時に自己流で直してみたりはするが、犬猫がつけた爪あとは残している。柱に刻まれた二本のキズは去年の夏に紋次郞が初めてつけたものだ。かがみこみ抱き上げた時に驚いて胸元から逃げようとした時に残されたものである。和室の障子戸に残された数本の線は「はなこ」が今のように上手に引き戸を開けられなかった時につけたものだ。決して爪研ぎとして壁や柱にキズをつけることはいまだにない。罪もないざれごとでついたひとつひとつのキズはオマケ軍団との想い出の年輪としてボロ家にこれからも刻まるのだろう。そして気がついた頃には犬猫に飼われたくそじじぃになっているような気がする。

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