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2012年3月の記事

2012年3月27日 (火)

折節

3月25日(日)雪のち曇り

時折、まだ雪がちらつく空ではあるが冬は過ぎたものだと思っている。早いものでボロ家生活も五年になった。この暮らしに不憫を感じたりすることもあるが、ここに住んでから学んだり気づいたりすることが多くなった。家屋や庭のこと、家族のこと、世話をするということ、そして嫌々しているようで癒やされるという不思議なことも含め。毎日が当たり前のように過ぎるのに、なんとなく新鮮でめずらしく、そして面白い。おおよそ役に立たないことばかりで過激も刺激もない暮らしではあるが、とても貴重だと素直に思うのである。これから暖かくなるにつれ新たな芽が中庭にも出てくるのだろうが、いまだ苦手な昆虫も縁側に潜入してくるのかと思うと素直に喜べないのもたしか‥。

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3月12日(月)雪 最高気温6.3 最低気温-0.2

一階に降りようとした際に、たまたま階段下にいた紋次郞に声を掛けると、甘え声を漏らしながら一目散に上まで駆け上がってきた。そこでしばらくの間全身をさすってやると、安心したように目を細めゴロンと腹ばいになって甘えてくる。そんなことは今までにもよくあったが、どういうわけかこの頃、わざと距離を置いて呼んでもらおうとしている様子が覗える。呼べば必ず甘え声を漏らし駆けてくるに違いないが、いつもかまってばかりもいられない。億劫になれば部屋を移動してみたりするのだが、そろそろとやって来て半身覗き見を繰り返し、目が合うと口を半開きにして何か言いたそうな表情を見せる。甘えん坊の可愛らしさは仔猫そのものではあるが、日に何度もされるとちょっとキツイものだ。今日はあと二回ほど付き合ってはみようかと思っているが、その辺で満足していただきたいものである。

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3月21日(水)晴れ 最高気温9.7 最低気温-0.1

二月から三月になったからといって急に暖かくなるでもなく、冬と春の気配が頻繁に交差するこの気温差にオサンは簡単について行けるような体力もなく、以前のように紋次郞が布団に入り込んで心身を温めてくれる気配もまったくなく、仕方なくなく引き布団にマタタビスプレーをちらりと吹きかけてみたものだから異様なニオイが漂ってしまい、心地よい春眠などひとつもない。
明け方六時近くにもなれば「はなこ」のソプラノにより夢から目覚め、紋次郞の往復行進で現実に引き戻され、スパイクの生ぬるい鼻息により布団からはい上がる。朝日を拝む前に軍団をジト目しながら爽やかでもない朝を迎えるのもどうなのだろう。

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久しぶりに晴れたからといって、我が家に語るほどの出来事が身の回りに起きるわけでもない。変化に乏しい暮らしの中では季節の変わり目と軍団の織り成す行動ぐらいが、せいぜい日記としての文面になるだけである。そうはいっても、なかなか日記を書くにも苦労は絶えない。

猫じゃらしを銜え持ってくる「はなこ」を邪魔者扱いすると、意味っっっl不明な%%%%%「文字の羅列66666666の被害だけでなく、突然画面が入れ変わったり削除されたり、シャットダウンされたりする。

今日は「はなこ」の肉球がキーボードのCtrlキーを踏んでいたようで、画面をスクロールさせようとマウス中央のホイールを回したところ、画面表示が拡大・縮小した。視力低下がめざましいオサンは重宝しそうな新発見である。ついでにShiftキーを押しながらマウスのホイールを回したら、なんと前のページに戻るじゃあ~りませんか。「はなこ」ご褒美は無いけど、少しありがとうさん。

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2012年3月 5日 (月)

遊惰(ゆうだ)

3月1日(木) 晴れのち曇り 最高気温8.6 最低気温-0.9

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何日も降った雪のあとに洗われたように澄んだ青空が広がるということが繰り返されるようになったこの頃、中庭に積もっていた雪もずいぶん浅くなり春の気配もそろそろかと感じられることにホッとしている。冬の北陸に雪はつきものとはいえ、この二月中の大雪を体験してしまうと去年の豪雪が小雪にしか思えないのもしかたない。朝から降りつづく雪の中で終わりのないような除雪をはじめると昼はとうに過ぎてしまい、夕刻間近にもなれば酔ったように足腰がひょろけ、いいオヤジからいいじじぃに変移している。ただの雪かきだというのに何かを成し遂げたかのような錯覚と久しぶりに味わう筋肉痛が鈍った一部を刺激し自己満足に浸っているような気分にもなる。それでいて温燗のひと口ひと口が旨くて堪らなくもなるのだが、二合のとっくりを空ける前に眠くなるという日夜を過ごしているうちに書き続けると決めていた日記も捨て置くまま日々が過ぎていったようである。

先ほどから爪切りと爪研ぎが嫌いな「はなこ」が膝の上で必死に自分の爪を噛んで引き抜こうとしている。初めて目にした時は驚いたものだが、今となっては見慣れた情景のひとつでもある。踏ん張る顔つきはどう見てもオンナを捨てきったようなオゾロジイ表情なのだが、捨てなくともオンナとは元々裏表があるものだと思い出した。

一月中旬から二月にかけての微かな記憶がすり替わらないうちに書き残せることは書き残すつもりでいるのだが、早くも細かいことはさっぱり忘れている。記憶力とサイフの薄さは相変わらずの自慢でもあり、今年も引き続きそうな気配が漂う。

2月×日…雪

オマケ軍団とオッサンの気の抜けたような正月が過ぎたと思ったら、近所周辺の除雪作業にひとり追われている。高齢者ばかりのせいもあり誰も共用通路まで除雪していないという有り様。致し方ないところもあるが正直ネコの手も借りたい心境である。肝心な時に調子が悪くなった除雪機に「役立たずめ!」と悪態をつくも、そのまま自身に跳ね返ったように思えてならない。スコップだけの手作業に追われ両手のひらは肉球ならぬタコ球だらけ、これがネコの手を借りるということわざなのか‥。

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今日はスパイクとケンカをした日でもある。雪道すら見当たらない道を歩くほど気力もなく、スパイクの散歩が二歩、一歩と減っていったことに申し訳ないという気持ちはあるにせよ、明らかに不満を出しまくる態度にとうとう切れてしまう。謝るまで許さんという頑固さは両者似たところがあるので、ちょっとやっかいでもあるが態度をあらためるまでゆるさんつもりでいる。

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2月×日…雪
前日の疲れが抜けきらないまま朝を迎えることが多くなり、ふとんにしがみついて離れられない。耳元で鳴く「はなこ」の可愛いらしい鳴き声が徐々に怪獣の叫びに変わるころ、紋次郞もカギシッポで頬を往復ビンタしてくるという朝ならではの風景、去年から何度か違う起こし方をあみ出しているようではあるが、どれもスッキリ目覚めたためしはない。この家に目覚ましが無いのも軍団の規則正しい『有りがた迷惑』があるからである。

なにも朝起きたところからこうして書き始めることもないが、日記だろうが手記だろうが平凡生活の一日分など多くて二、三行、たいがい『昨日と変わらずじまい』と、短文な単文で済ませられる事柄ばかりである。今のところ昨日と違うのは下着と上着ぐらい、ジーパンは昨日と変わらずじまい。こう無駄なことしか浮かばないのは小学の頃から何ら変わらず、いい加減に変わったことも書かなくてはと考え探すうちに眠くなるパターンが多い。
スパイクは相変わらず不貞不貞しい目つきで「はやく謝れ」という感じ。一番の犠牲者は紋次郞と「はなこ」なのだろうが、こちらから謝るつもりなど更々ない。とりあえず軍団に朝飯を与えると、ちょっとだけよの散歩だけは済ませさっさと除雪に取り掛かる。
そういえば、この日より紋次郞が寝床の中に入らなくなってしまった。男と床を共することに抵抗があるのだろうか。そんなことはないのだろうが、少なくとも偶然ではない必然的なものがあるのだろうが、あえて深く考えないことにする。


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2月×日…今日も雪

スパイクは一日のほとんどをコタツの中で過ごしている。かわりに雪と遊ぶのが好きな「はなこ」は庭先に出たがってしかたがない。知れば知るほどスパイクと「はなこ」に犬猫の真逆さを感じている。昼を過ぎれば決まりごとに成ろうとしている「はなこ」の遊び時間がやってくる。お気に入りのピンクの猫じゃらしを銜えこんでパソコンの上にポトリと落とすのが彼女の合図である。面倒な時はそれを遠くに投げ捨てたりするが、それを銜え持ってくることを何度と繰り返す。気がつけばこちらのほうが遊ばれてしまっていることがほとんどのようだ。

決してスパイクに意地悪をしたつもりでないが、昼過ぎに「はなこ」に好物のカツオのオヤツを上げたところ、食わずに銜えてスパイクのところへ持って行く姿を見てしまった。ネコにそんなところがあるのかと驚く反面、大人げなくも涙ぐんでしまう。これにてケンカ事も終了。

午後になりネットオークションで安く落とした除雪機が届いた。数打ち当たるかとの予測が適中しすぎて、どれも購入することになり、まあ~高ついてしまったこと。

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